腰痛だからこそ腹筋運動をやるべきではない

腹筋神話の中の腰痛の人は復帰をすれば治るという話聞きませんか?
こんなことをよく言う人いますよね?
「普段腹筋してないから腰痛になるんですよね?」
「私は腹筋が弱いから腰痛なんですよね?」

 

実はコレも考え物です。
学生スポーツの中では腰痛を起こさないようにするために腹筋を鍛える。
腰痛になると腹筋が足りないからと腹筋運動を毎日欠かさず行うという悪しき伝統が原因とも思えます。

 

学生スポーツの現場において競技パフォーマンス向上のための腹筋運動の意義については否定しません。
そのスポーツに合ったやり方で、意味のある方法で腹筋をやるのは重要なことだと思います。

 

しかし、治療や予防では全く違うと思います。
腰痛を改善したいという時に、単純に腹筋が弱いから腰に負担がきて腰が痛いという考えはいかがなものかと考えます。
ほんの10年前まではこの考え方が普通でした。
競技パフォーマンスの向上に対する腹筋運動と治療のための腹筋運動に違いはなく、ただ単純に誰もが体を折り曲げる腹筋運動をすればいいという指導がスポーツの現場でも治療の現場でも行われていました。
しかし、最近ではプロは腰痛に対する理解が深まり腰痛の際には腹筋ではなく治療をするという事が当たり前になってきています。
そのわりには、学生の部活や接骨院などではいまだに腰痛になったので腹筋をするというのはなくなってはいません。
なぜか?プロのスポーツ選手ではなく、アマチュアの選手や学生のなかで根強く腹筋が土量という考えが残っているのです。
接骨院では「顧問の先生に腰痛になったら腹筋・背筋をしろと言われた」という話をよく聞くようです。
ただし、何か細かい指示や根拠があるわけではなく、ただなんとなくの投げっぱなしが多いようです。

スポーツ選手はなぜ腰痛になるのか

本当に腹筋が弱くて腰痛になるのであれば、スポーツ選手が腰痛になるはずはありません。
我々、一般の人よりはるかに腹筋があるし、腹筋トレーニングをしている。
なのに、腰痛になるスポーツ選手がいます。
それはなぜでしょうか?

 

それは、腰に負担がかかってしまっているからです。
腰に異常な負担がかかり続けてしまい、腰が痛くなったというケースがほとんどです。

 

そして、腰に負担がかからないように腹筋をつければ腰痛が減る。
だから腹筋をしよう!
これでは日本スポーツの悪しき伝統のまま何も変わりません。

 

現代のスポーツ選手は腰痛を起こしたら治療をしたほうが改善が早いというのを知っています。
だから、腹筋ではなく治療を選ぶのが常識的なわけです。

腹筋の使い方がよくない

実際に腰痛の人たちは腹筋が弱いのは事実かもしれません。
腹筋を鍛えたら治ったという人もいますので。

 

しかし、ごく少数で腰痛持ちの人に確実にいえることは腹筋の使い方がよくないということです。
つまり、ようつうになるような体の使い方が原因です。

 

ちなみに、この人たちが腹筋運動をやると多くの人がさらに腰を痛めるか首が痛くなる可能性があります。
これが腹筋運動をしているようで首しか動いていなかったり腰に負担をかけてしまうような動きを自ら行うからです。
腰痛を起こしたら必要なのは腹筋運動ではなく、正しい腹筋の使い方です。
もちろん、ちゃんと指導すればしっかり腹筋運動ができるようになるばかりか腰痛まで改善する可能性があります。

 

だからこそ、強固な腹筋の有無に関わらず、腰を痛めるような使い方をしている原因を追求する。
単純に弱い筋肉を鍛えるのではなく、どこの場面でそのようなつかい方をしているかを尻、上手に改善をしていくことが腰痛の殻開放されるには必要なことです。

 

そして、それを追求しない限りは腰痛を治療してもトレーニングなどを再開するとまた同じことを繰り返してしまいます。
腰痛から開放されるなら腹筋が上手く使えているかをしっかりチェックしましょう。